2006年10月08日
第24回新潟マラソン大会 No.1
今年 通算三回目になる マラソン大会に参加して来た。
年明け早々の十日町のマラソン大会、五月に行われた五頭山ウルトラマラソン、そして今回のマラソンと。
いずれも10kmでエントリーだ。
自分との戦いは当然であるが、それとともにつきまとうのはやっかいなライバルとの争いである。
今回は、10人がエントリー。
大会前から心理的にはレースをしていたと言ってもよい。
個人的には、前回、足を痛めた経験からシューズを新調し、ランニングフォームを少し改善した。
ただ、練習量及び運動量は 前回、前々回に比べ少なかった。
言い訳はしない。
僕に背中を見せていたランナーは、『武さん』と『行方さん』だけだった。
しかし、今回の大会で僕に背中を見せて走るランナーが増えてしまった。
井口君と伊藤君が僕の脇をすっと前に飛び出して行ったんだ。
井口さんと伊藤さんになった瞬間だった。いや、でもこのまま終わるわけはないと思っていた。
井口さんの背中はまだほんの少し先だし、伊藤さんの背中もそう遠くはない。
俺はこんなもんじゃない。いずれ追いつくんだ。そう思っていた。
でも、思うように足が進まない。そして、心臓が追いつかない。
この時、思ったんだ。ライブと同じじゃないかって!
ライブ前にライブの善し悪しは決まっているってことだ。
当日、いくら気合いを入れたところでいいライブは出来ない。
ライブに向けての準備がすべてだって。
ライバルに負けたくないのに、負けないような準備がなければ準備した人には当然負けるんだ。
ごまかしは効かない。嘘は通用しない。
信濃川沿いのやすらぎ堤から陸上競技場に向いながら、それでも最後の力をふりしぼった。
『武さん』が最早、レースを終えていて声援をくれた。正直、これには驚いた。速すぎる!
競技場トラックに入るとゴールから僕のところまでランナーが、一列に並び、少しでも順位を上げようとみんな必死だった。伊藤さん、井口さん、僕、の順にトラックを走っていた。その距離感がよくわかった。どうやら抜けそうにない。
そして、もう自分では吐くのが先か、ゴールが先かという限界に近づいていた。
ゴール!この瞬間は、まずは達成感以外何もない。
フィールドの芝生の上に倒れ込むように横になった。
大会関係者の人が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
終わった。
順位は?タイムは?そしてみんなは?
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